遠藤誠建築設計事務所
MAKOTO ENDO ARCHITECTS

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下連雀Y邸 <前のページ 次のページ>
LDKと中庭の関係が作り出す心地よい空間

 
 
 
 
 

OZONEからご紹介いただいたプロジェクトです。ファーストプランの時に一番考えたのは、既に2階配置が決まっていたL・D・K及び中庭との相互関係でした。提案プランは決してインパクトの強いものではありませんでしたが、施主のYさんにはこのバランスを気に入っていただき、ご採用いただけたようです。
中庭とデッキテラスをL字型に囲む立体コートハウスで、LDKのみならず1階寝室や土間玄関からも、塀で囲われた中庭を介して採光、通風、そして緑の眺望を享受することができます。またL・D・Kは異なる天井高とするなど、家全体の空間は緩やかにつながりながらも抑揚のある構成となっています。
中庭のシンボルツリーを、最後にYさんと共に植栽畑に選びに行った際、なかなか決められないことが多かった?奥様が「この樹がいい!」と即決していただいたことが印象に残ります。(少し予算オーバーでしたが…)このアオハダという樹が2階の目線レベルまで育つ頃には、より良いバランスの住まいとなることでしょう。

計画概要
所在地 三鷹市下連雀
主要用途 個人住宅
家族構成 夫婦+子1人
設計 建築 遠藤誠建築設計事務所
   構造 野村基建築構造設計
施工 山菱工務店>
撮影 遠藤誠建築設計事務所

 
敷地面積 120㎡(36坪)
建築面積 60㎡(18坪)
延床面積 114㎡(34坪)
構造 木造軸組構法
階数 地上2階
設計期間 2014.06~2014.11
施工期間 2014.12~2015.06