ワークス-2008.01 文化学院(専門学校+テレビ局)

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文化学院
坂倉建築研究所での最後の担当作品となりました。久しぶりの大規模建築で学校とテレビ局の合築というプログラムも複雑、時間もあまり無かった上に色々な関係機関との調整も多く必要だったので非常に大変でした。
この建築の最大の特徴は低層部のアーチ空間です。これは建替える前の旧校舎(設計は西村伊作さんという方で、実は坂倉事務所の代表の祖父)のイメージを継承したもので、生徒も先生もみんながそれを望んでいたと思います。3次元の曲面の天井を持つ、うねるような空間で、施工者も大変苦労していましたが、出来上がった空間をみて「感動した」と言ってくれた職人さんの言葉を思い出します。
新建築の2008年9月号にも掲載されていますので、ご興味のある方はどうぞご覧ください。

  • 計画概要
  • 所在地 東京都千代田区神田駿河台
  • 主要用途 専修学校 テレビ局
  • 施主 文化学院 日本BS放送
  • 設計 建築 坂倉建築研究所
  •    構造 構造計画研究所
  •    設備 総合設備
  • 施工 鹿島建設
  • 敷地面積 1,651㎡
  • 建築面積 1,053㎡
  • 延床面積 9,198㎡
  • 構造 S造
  • 階数 地上14階 地下1階
  • 設計期間 2005.12~2006.09
  • 施工期間 2006.10~2008.01

文化学院入口の大階段文化学院文化全景文化アーチ見上げ文化保存部アーチから見る文化3次元曲面天井文化マルチスペース
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