ワークス-2015.03 柿の木台M邸

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柿の木台M邸-天窓付き階段を中央に配する2階リビングの家-

通常2階にリビングを置くプランは、明るく開放的なLDKとなる一方で、1階にその分のしわ寄せが生じます。また平面の中央に階段を配する案は、全体の動線がコンパクトに収まる一方で、広々とした空間が確保し難い傾向があります。この住宅ではその両方を採用し、更に階段真上をトップライトにすることなどによって、それらデメリットの解消を試みました。だから一見どこにでもありそうで、あまり見かけないにプランになったかもしれません。(平面図断面図
施主のMさんは建築デザイン全般に対する造詣が深く、空間に対する光のあり方に鋭敏で、よってこんなちょっと変わった?空間構成の提案に対しても深くご理解いただき、受け入れていただいたように思います。住まい手はそんな方でしたので、ステップアップするデッキテラスや、ピクチャーウインドウ前の造り付けのソファー、木製サッシ廻りの納まりなどの細部に至るまで、こだわりを持って色々なテーマに挑戦した住宅となっています。

  • 計画概要
  • 所在地 横浜市青葉区柿の木台
  • 主要用途 個人住宅
  • 家族構成 夫婦+子供2人
  • 設計 建築 遠藤誠建築設計事務所
  •    構造 野村一級建築士事務所
  • 施工 (株)バウムスタンフ
  • 敷地面積 155㎡(47坪)
  • 建築面積  56㎡(17坪)
  • 延床面積 116㎡(35坪)
  • 構造 木造軸組構法
  • 階数 地上2階
  • 設計期間 2014.03~2014.08
  • 施工期間 2014.09~2015.03
  • LinkIcon平面図
  • LinkIcon断面図

デッキ夜景
撮影:遠藤誠建築設計事務所
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