天窓から差し込む一筋の光
SOLIDOの外装
三角窓と急勾配天井
北面前面の本棚
3階サニタリー
夕方のリビング全景
これまで当事務所で設計させていただいた住宅の中で、最も都心部に建つ住宅だと思います。北側、東側の2面道路はいずれも幅員が狭く、まずは道路斜線規制の天空率緩和を駆使して、めいっぱいのヴォリュームと床面積を確保することから計画ははじまりました。プランニングとの調整を繰り返し、北側は道路斜線なりに斜めに大きくカット、東側は2,3階にそれぞれ小さなルーフテラスをつくって上部ほどセットバックするフォルムに定まっていきます。
次に計画の拠り所としたのは、道路に近接する外壁面には窓を設けないこと。たとえつくっても道路向かいのお宅から丸見えでカーテン閉めっぱなし必須と思われたので、そこは潔く。因みに窓無しのその面にはセメントの素材感が強いSOLID>を採用して堅牢さを強調しています。これにより窓はセットバックした部分や天窓などに限定されることになりますが、内部は立体的な開放性を保持するプランとして、各所で自然光を享受できる工夫を施しています。
そんな中でも一番の特徴は2階リビング北全面の本棚と、その上部斜めの吹抜けと空間と言えるでしょう。その東面には三角形のままの大窓を設置、東面には時間帯により天窓から一筋の自然光が降り注ぎます。また、勾配天井にはチーク材を張ることでこの住宅の中心であることを示す意図があり、更に3階の主寝室もこの吹抜に面して大きな引戸を設けているために、開け放てば3階でも木の質感と、吹抜の開放感の両方を享受できるという仕組みです。
建物密度の高い都会の中でも、この吹抜空間や三角窓を介して、空を感じる生活が営まれることを望んでいます。
計画概要
所在地 東京都渋谷区
主要用途 個人住宅
家族構成 夫婦+子供1人
設計 建築 遠藤誠建築設計事務所
(担当 遠藤誠 大滝航平 畠山雄多)
構造 野村基建築構造設計
施工 田中工務店>
撮影 大崎衛門
敷地面積 83㎡( 25坪)
建築面積 65㎡( 20坪)
延床面積 157㎡( 47坪)
構造 木造軸組構法
階数 地上3階
設計期間 2023.04~2023.12
施工期間 2024.01~2024.09
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次に計画の拠り所としたのは、道路に近接する外壁面には窓を設けないこと。たとえつくっても道路向かいのお宅から丸見えでカーテン閉めっぱなし必須と思われたので、そこは潔く。因みに窓無しのその面にはセメントの素材感が強いSOLID>を採用して堅牢さを強調しています。これにより窓はセットバックした部分や天窓などに限定されることになりますが、内部は立体的な開放性を保持するプランとして、各所で自然光を享受できる工夫を施しています。
そんな中でも一番の特徴は2階リビング北全面の本棚と、その上部斜めの吹抜けと空間と言えるでしょう。その東面には三角形のままの大窓を設置、東面には時間帯により天窓から一筋の自然光が降り注ぎます。また、勾配天井にはチーク材を張ることでこの住宅の中心であることを示す意図があり、更に3階の主寝室もこの吹抜に面して大きな引戸を設けているために、開け放てば3階でも木の質感と、吹抜の開放感の両方を享受できるという仕組みです。
建物密度の高い都会の中でも、この吹抜空間や三角窓を介して、空を感じる生活が営まれることを望んでいます。
計画概要
所在地 東京都渋谷区
主要用途 個人住宅
家族構成 夫婦+子供1人
設計 建築 遠藤誠建築設計事務所
(担当 遠藤誠 大滝航平 畠山雄多)
構造 野村基建築構造設計
施工 田中工務店>
撮影 大崎衛門
敷地面積 83㎡( 25坪)
建築面積 65㎡( 20坪)
延床面積 157㎡( 47坪)
構造 木造軸組構法
階数 地上3階
設計期間 2023.04~2023.12
施工期間 2024.01~2024.09
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